前回に引き続き、
今回は「B&B」というカテゴリーの宿泊施設をご紹介したいと思います。
※「B&B」=「ベッド&ブレックファスト」
多くは、家族経営による小規模な宿泊施設で、宿泊と朝食の提供を料金に含み、
比較的低価格で利用できるもののこと(Wikipediaより)
場所はベルギーのブルージュ。


13世紀に立てられたお家を改装して、
ご夫婦で経営されている「B&B」に宿泊してきました。
こちらは
・オーナーのアトリエ&ギャラリー
・ゲストハウス
・イベントスペース(ワークショップなどの)
として経営されているそうです。
なんだか宿泊施設というより、お家にお邪魔してきた様な感覚でした。
玄関から入ってすぐにある、ダイニング&ギャラリー。


壁にはオーナーが描いた絵が飾られています。
(ちなみになかなか良いお値段も付いてました笑)
大胆でとても格好いいスペースです。
天井には「わぁ〜」見とれてしまうほど、すてきな古い梁を見せていました。

古い建物の良さが活かされていますね。

ダイニングから少し階段を上がったところにあるリビング。

素敵なお庭が眺められます。


ちょっと不思議な絵も。
レンガの壁に合っていますね。


置いてある家具もインテリアも洗練されていてうっとり♪

やっぱり薪ストーブも似合います。
そして、泊まったお部屋はこんな感じ↓

チェックインが遅かったので、きれいな状態なのが夜になってしまいました。
『White room』というお部屋です。白でシンプルに統一されています。
ベッドの横に小さなリビング。

お家のようにラグが敷かれ、可愛らしいソファが置いてありました。

床は巾広のオーク材の無垢フローリング。
う〜ん、、重厚感が伝わってきます!

トイレもとてもシンプルでいいですねー
(この旅でトイレとお風呂が別々なのはここだけでした!ホッとします笑)
こちらはバスルーム ↓

洗面器はベッセルタイプで、カウンターは床材と同じ無垢で造られています。
丸みと暖かみがあって可愛らしいですね。
浴槽とシャワースペースは白のモザイクタイル。

気になる目地もとてもきれいでした。
トイレもバスルームも床は無垢で統一されていました。
小さなウォークインクローゼットも!


スーツケースが収納できるサイズになっています。
そしてそして、こちらがお楽しみの朝食です!


おしゃれ!
席に座ると、奥さまが
温かい朝食やフレッシュジュースなどを作って持って来てくれます。
気を使います!笑
朝食後、リビングで黄昏れる母。。。

トイレとお風呂と洗面が一緒のところが多かったこの旅行。
最終日には、バスルームであーだーこーだ話していると、
目の前で躊躇せず用を足しだすようになってしまった母。
そんな母に驚きと、何だかもどかしい申し訳なさを感じてしまうのでしたー。

さて、こちら前回ザックリハサミを入れて、
絶壁スポットの出来上がったRAKU水槽。
その後のアレンジ用に、今回は2種類の水草を用意しました。

石に巻き付けた 「リシア」 と、「ショートヘアグラス」 です。

ショートヘアグラスは、いままでの水草と同じく、
田植えの様に地面に植えるのですが、
このリシアは少し違います。
そもそも浮き草で、地面に根を張らないリシアは、

こんな風に小ぶりの石に糸を巻き付けて、利用するのです。

巻いたばかりのリシアは、岩にへばりついてなんだかわからない物体ですが、
うまく成長すると、ふっさふさの丸い水草のカタマリになります。

ちなみに、今回レイアウト時に使ったのは、
数週間前から育てていたリシアで、こんな感じ。
その後、リシアはさらに成長し・・・

こんなにふっさふさに!!
(一つの石にくくった水草が、こんなに大きく成長します)

さて、そんな水槽の全貌と、その後の成長具合は、又次回。
そして、丸く成長したリシアの面白いお話も、又紹介したいと思います!!
どうぞお楽しみに~!!

さて、水草レイアウトコンテストの通知が届いてから、2ヶ月半。
ようやくコンテスト応募者の作品が掲載された本が、届きました。

まだまだ一般には認知度の低いマイナーとも思われるコンテストですが、
世界69の国と地域から総数2545ものエントリーがあり、
上位2000番までが順位付けされて、この本に写真と名前が掲載されます。
そして、RAKUの作品が載っているのがこのページ↓


ワールドランキング1047位!

ちなみに、日本の応募者661人中、たぶん308番くらい。
(日本人ランキングはコツコツ数えました・笑)
いずれにしても、すごいのかすごくないのか、よくわからない順位ですが(笑)
どちらも半分越えなので、初めての応募のRAKU的にはOK!
しかしながら、
RAKU程度の水槽では、このコンテストのすばらしさがお伝えできないので、
参考までに、今回グランプリに輝いた作品を少しご覧下さい。

水槽の中の作られた世界とは思えない程の、緻密で自然感のある、美しい水槽。
例年は海外の受賞者ばかりでしたが、今回は12年ぶりの日本人受賞者でした。
…さてさて、そんな水草水槽レイアウトコンテストが終了し、
平凡な日々を送っているRAKU水槽に、最近ちょっとした事件を起こしてみました。

ふさふさの水草に、おもむろにはさみを入れ、

勢い良くジョキジョキ!!

下の方もザクザク!!

あれよというまに大量の水草が取り除かれ…

なんとも、あわれな姿になった、水草。

カットを終えて、水槽を掃除し、
床のソイル(土)を入れ替えました。

しばらくは、絶壁スポットのできた、この新しいレイアウトをアレンジしつつ、
この水槽を楽しもうかと思います。

この続きは又次回!!お楽しみに~♪
以前、海外に行った際に勉強のために宿泊してみた、
「アパートメント」
というカテゴリーのお部屋をご紹介したいと思います!
(ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが・・個人的には初めてでとても新鮮でした)
※「アパートメントホテル」
…短期または長期滞在用にキッチンや家電製品(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・掃除機)、
食器などの生活設備が整った宿泊施設だそうです。
基本的には数日からしか泊まれないところが多いようですが、1泊〜でも可能なところもあります。
今回、ご紹介するのはこちらのお部屋!(ベルギーのブリュッセル)

1泊だけですが泊まることができましたー
本当に現地のアパートに住んでるような内装に感動です!
(ちょっと女性向きでしょうか?)
とてもざっくりしていますが、それが自分んち感をかもし出していました。
どうかな?と心配でしたが、一緒に行った母も気に入ってくれたので良かったです。

こんな感じで小さなキッチンが備わっています。
(キッチンの下には掃除機が入っていました。)

インテリアとして使われているちょっと不思議な小物たち。

壁にランダムに付いてる丸いものはコートやハンガーなどを掛けられるフックです。

ベッドのそばにちょっと棚があるだけでとても便利ですね。
こちらがバスルームです。

広々としていて、一つのお部屋みたいにアレンジしてありました。

洗面台の後ろには素敵なアンティークのドレッサー。
コンパクトでフックも付いててとても便利でした!

バスタブとも合っていますね。

床には赤みのある幅の広い古材のフローリングが張られていて、
バスルームまで統一してありました。
こちらは2階に上がるための階段。(お部屋は2階でした)

いやぁ〜、いいですね〜

一つ一つの要素が可愛らしく、かつ、
いろいろこだわって考えられていて、とてもステキなお部屋でしたー!
もちろん、今後のお仕事にも参考にさせていただきます!

先週のよく晴れた土曜日
岐阜県恵那市の木材市へ、社長と共に行ってきました。

この日は電車移動。
新幹線で名古屋まで行き、中央線に乗り換えて電車に揺られること1時間。

無事、岐阜に到着〜!
材木市へ到着すると、
入り口付近から材料がずらーっと並べられています。

敷地に建つ広〜い倉庫の中にも、材料は山の様に置かれています。

置かれている材は、柱材・野材・枠材・天井材・床板・銘木一枚板などなど、
その部材も樹種も様々。
そして、そこら中に木の良い香りが広がっています。

こうして並べられた材は、
木を買いに来た業者さん達が、お目当ての材のまわりに集まり、
大声で順番に、木の値段を競り合い、一つ一つの材料に買い手がついていくのです。
そしてこの一日かけて、にここにある大量の材料の多くが、
競り落とされていきます。

↑ 「二万円でどうだ!!」 ってい言ってるとこ(笑

社長も、会場をぐるりと、めぼしいものがないか、
じっくりと一通り見てまわり…

一度お昼ご飯。
(豚汁付きお弁当が、サービスでつくのです!!)
そして “気になる銘木” に狙いを定めて…
競りの順番が回ってくるのをスタンバイ。

ある程度購入価格の目安を想定しながらも、一瞬で判断しないといけないので、
見ているだけでドキドキです。

そしてなんとか、お目当ての板を落札!!
幅1m超え、長さ3.4mもある、おおきな “パドック” という材料の一枚板。
濃い色合いで重厚感がありながらも、すっきりと品のある、なんともいい板。
さて、この木をどんな物件で、どんな風に使おうか!?

良い木と出会えた、ワクワクする良い一日でした。
今後も少しずつこんな会場に足を運んで、
安くて良質な材料を皆さんにお届けできればと思います!!

先日、木島氏設計監修物件のリノベーション工事に着手しました。
今回施工するのは、明治4年(ほぼ江戸時代!!)に建てられたという、
築年数140年超えの建物です。
元々は材木商の倉庫だったというだけあって、木造では稀に見る大空間!

建物の中央にドーンと建つ大黒柱は、巾20センチを超え、

2階の床を支える梁は、高さ50センチにも及びます!!


中央の階段も、壊してしまうのがもったいない程の、重厚な作り。

棟木には、建てられた当時書かれた文字も残っていました。

そして、この140年の年月を生きて来た大空間が、
約5ヶ月かけて住居として生れ変わります。
時代を超えたリノベーション、どうぞお楽しみに〜!!